新しい試み
新しい試み
プレスリリースでもふれましたが、Jefferiesという証券会社が主催する製薬、創薬企業のカンファレンスでメディシノバの事業を世界の投資家に紹介するためにニューヨーク赴きました。
通常であれば、4箇所の会場で、設定された時間枠(今回は30分)での講演のあと、個別のビジネスミーティングになるのですが、このアプローチですと確率的に25%の参会者にしかメディシノバの事業内容を説明することはできません。そこで主催者であるJefferies社と鳩首会談に及びました。せっかくの機会なので、できるだけ多くの人にメディシノバの事業を紹介する方法はないものか、と。
今まで誰もトライしなかったことをしてみようではないかということで試みたのが、ワインレセプションでのブースの設置でした。しかも、ワインをサーブしているテーブルの隣にメディシノバのブースを出しましたから、ワインレセプションに参加した人は、自分のワインがサーブされるまでの間、否が応でもメディシノバのブースに眼が行く仕掛けにしたのです。カンファレンスの会場はマンダリンオリエンタルホテルで、引き続いて行われたワインレセプションはニューヨークでいま一番ホットなタイムワーナーコンプレックスでしたから、実に多くの方にメディシノバの会社なりを紹介することができました。頂いた名刺の厚さが3センチにもなりましたから、満足な結果です。もちろん、フォローは必要ですのでさっそく始めます。ブースのアイディア、大成功。
実は、メディシノバのブースが活況を呈したのには隠されたもう一つの理由があると私は考えております。弊社のメディカルアドバイザーである松田和子先生に和服を着ていただきブースに張り付いていただきました。和服を着た清楚な女性が、ニューヨークタイムワーナーコンプレックスで開発薬のメカニズムや将来性を英語で説明する試みも初めてでしょう。和服姿の彼女から説明を聞きたい参加者の列が途切れることはありませんでした。ちなみに、松田先生は日本とアメリカ両方で小児科の専門医であり、ハーバードの公衆衛生の大学院を卒業した才媛です。(ちょっと怖い経歴です)雨の中、無理を聞いていただいた松田先生ありがとう。おかげさまで、たくさんのコンタクトができました。
7月2日
岩城裕一