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プロフィール
岩城裕一 岩城裕一

メディシノバ
代表取締役社長兼CEO
(最高経営責任者)
南カリフォルニア大学医学部泌尿器科学、外科学、病理学教授。1992年より移植免疫学・免疫遺伝学研究室ディレクター。取締役会長として創業設立より事業開発、資金調達等、事業全体の統括を支援。詳しくはこちら>>

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2008年3 月31日

ブログを書こうと思いコンピューターに打ち込むのですがどうしても仕事の話ばかりになってしまいます。仕事の話を書き始めますとどうしても突っ込みが多くなりますので、その都度弁護士から「待った」がかかっておりました。仕事の話を書くときには誰もが知っている話題を超えて書いてはいけないというのが言い分です。四角四面に捉えるなら弁護士の言い分はもっともで反論の余地はありません。じゃあ、 英語でも同じブログを書いてやろうじゃないかと思いきやこれまた難儀。というわけで、しばらくサボっていたのですが、ブログが更新されないというお叱りを多くいただくようになりました。

「社長がブログを書かないということは何か悪いことが会社で起こっているのではないでしょうか。株価も低迷しておりますし、、」これには参りました。お孫さんが喘息に煩っている方からのお叱りです。喘息の発作治療薬を開発しているというので応援する意味で株主になったとのこと。このお叱りに反応しないということは仁義にもとる、よし、弁護士の言うラインを超えないで私の言葉でメッセージを送ることにしようというわけで再度の挑戦です。

3月21日に2007年度の決算報告会を行い、2008年度の事業計画についてご説明させていただきました。今年は、4月上旬に予定されている多発性硬化症の治療薬MN166の第2相試験のブラインドコードは解かれ、2年目の結果が発表されます。お約束通りの予定で結果を発表できることをうれしく思っているのですが、結果についてはドキドキ、ハラハラ状態です。今はただ、私たちの目利きを信じて吉報を待つのみです。不治の病を患っている患者さんのためにも良好な結果を祈っています。

また、夏の終わり頃から秋口にかけて、救急外来で行われる喘息患者さんの発作治療をターゲットとした治験の結果が得られる予定です。この薬の開発も順調に進んでおります。きちっとしたフォローをさせていただきます。

私は、アメリカ時間の月曜日の夜、日本時間の火曜日の朝に 多発性硬化症の治療薬MN166の第2相試験が行われたヨーロッパに向けて飛ぶことになっておりますので、また1週間ほどブログの更新がない可能性があります。ご理解のほど。

2008年3月29日

サンディエゴにて

岩城裕一

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