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岩城裕一 岩城裕一

メディシノバ
代表取締役社長兼CEO
(最高経営責任者)
南カリフォルニア大学医学部泌尿器科学、外科学、病理学教授。1992年より移植免疫学・免疫遺伝学研究室ディレクター。取締役会長として創業設立より事業開発、資金調達等、事業全体の統括を支援。詳しくはこちら>>

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オオカミ老人

2007年6 月 4日

前回のブログの後、立て続けに第2弾をと、タイトルまで決めていたのですが残念。エッ、、タイトルを知りたい。ウーーン。幻のタイトルは「社長の一日」これは、「ブログを書くと思うな。日記でいいんだよ。ただ毎日書くこと」というアドバイスによりました。しかし、書くよ、書くよといいながらひと月に一度では、いくら「ところてん」の季節が近づいたとはいえ自分にもあきれています。何で「ところてん」? これも言いたくないけれど「ひとつき一丁」。

さて、これからぐたぐたとブログを更新できなかったほど忙しいスケジュールを、ブログを、書く、書くといってなかなか書かない「オオカミ老人」こと私、書かせていただきますので、じっくりと行間を読んでください。

前回のブログの後のスケジュールです。

5月7日に西海岸を出発し、8日夕刻パリ到着。9日、多発性硬化症のフェーズ2臨床試験結果について当局(DSMB)との会議。その後、スイスのバーゼルを経て東京へ。いくつかのミーティングをこなし、5月14日は韓国のソウル。15日はソウルから大阪に飛び某製薬会社とのミーティングの後、東京に入りました。16日には4つのミーティングをこなし夕方の便で西海岸へ(世界一周達成)。その足で、バンカーと会議。ほんとうにとんでもないスケジュールです。1週間ほどサンディエゴに腰を据え社内外の業務をこなす。訪問者多数。

そして、25日に再度訪日、今度は名古屋。何で名古屋? 多発性硬化症 MN-166について名古屋大学のスタッフは実に意義のある論文をたくさん発表しています。ついでにというか、ハイ、名古屋コウチンにあずかりました。29日には東京へ戻りいくつかのミーティングをこなして夕方のシンガポール航空でロスへ。本当は全日空でワシントンDCに直接飛びたかったのですが、ロスでIR活動をこなさなければならず、残念にもロスにいったん不時着。ミーティング終了後、深夜便を利用してワシントンDCで開催されたMN-166の学術アドバイザリー会議に出席。こうなると飛行機は寝室状態。ちゃんと眠れましたがロスのミーティングを強要したバンカーが恨めしい。何たって、もう一度5時間飛行機に乗らなければならないのですから。

さて、DCのアドバイザリー会議は多発性硬化症の専門家7名によるいろいろな角度から次のステップへのアドバイス。実に貴重。でも最も際立ったのは、弊社コンサルタントの松田先生のアドバイス。彼女は、MN-166が多発性硬化症のAxon障害の修正に効果があったということをMRIの結果を踏まえ明快に分析。専門家諸氏の喝采を浴びる。こうなれば世界のエース、MN-166を薬にしなければなりませんということで一致。

アドバイザリー会議の翌日、朝6時の 列車、AcelaDCからニューヨークへと 思いきや、切符はすべて売り切れ。仕方なく7時の Acelaでニューヨークへ。スタバのコーヒーをたくさん、たくさん、とにかく眠らないようにがんばる。

ニューヨーク到着。FBRのカンファレンスでの講演、ウォールストリートのバンカーたちとのミーティングを木曜日、金曜日の両日こなして週末、つまり昨日、西海岸へ戻ったという次第。主人を忘れずに留守番してくれた犬と猫に会い、とにかく不憫を感じた次第です。

もう少しです。メディシノバ。それまでエネルギーが持つかどうか心配ですが、、、、

最後にクイズ、「オオカミ老人の次のブログはいつでしょう」。

6月3日 岩城裕一

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