チリ地震、津波
2009年1 月30日
ブログを休んでいる間にたくさんの変化が周りでありました。
その中でも最大の変化は、何といっても経済環境の変化だったのではないでしょうか。さらにそれがものすごい速さで起きている変化だったために、まだ消化されない部分が多く残されているままで、次なる結論を出さなければならない状況に遭遇している人の何と多いこと。
つい先日までは、日本はサブプライムローンの影響は少ないとの大本営発表があったと思っていたのが、最近では、日本経済の土台を揺るがしかねない深刻な状況であるという。これは大変。チリ地震、津波のようですね。なぜって?まさしくそうですよ。私が小学生の頃でしたからもう半世紀近くもなりましょうか。チリの地震を覚えています。地震そのものはチリで発生したので、直接的には地震の被害が日本には及びませんでしたが、その後の津波で日本は大被害を受けました。日本だけでなく環太平洋の地域の全部が津波の被害にあったのです。しかも最大級の規模の被害でした。
このアナロジー、わかりやすいと思いませんか。サブプライムローンの発生地アメリカは、直接被害をたくさん被りました。その後の波及はまさに津波のごとく、全世界を駆け巡ったわけです。
多くの企業が津波に翻弄されている中、わが社ではスリムな経営を行っていたためか、津波の被害が最小限というかあまりありません。むしろ、昨今の一連のプレスリリースなどでご存知のように、わが社にとっては追い風になっているのではと思わないでもありません。
現場が欲している薬を世の中に出すというパッションに変化も狂いもありません。
これからもますますの応援をお願いします。
2009年1月30日
岩城裕一