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プロフィール
岩城裕一 岩城裕一

メディシノバ
代表取締役社長兼CEO
(最高経営責任者)
南カリフォルニア大学医学部泌尿器科学、外科学、病理学教授。1992年より移植免疫学・免疫遺伝学研究室ディレクター。取締役会長として創業設立より事業開発、資金調達等、事業全体の統括を支援。詳しくはこちら>>

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皆様はじめまして。メディカル アフェアの松田です。

2009年11 月30日

皆様はじめまして。メディカル アフェアの松田です。

 

私がメディシノバに関るようになったのは約4年前、当時、切迫早産の治療薬として開発中だったMN-221の事で岩城社長にお手伝いを頼まれたのがキッカケです。これまではアドバイザーという形でしたが、会社の状況が益々忙しくなってきた事もありこの秋から本格的にメディシノバのお仕事をさせて頂いています。

 

11月は色んなイベントがありました。まずはMN-221 での慢性閉塞性肺疾患COPD(通称たばこ病)に対する治験MN-221-010のキックオフ・ミーティングがサンディエゴで行われました。治験の実際的な進め方について、メディシノバのスタッフ、治験参加医療機関のスタッフ、治験委託会社スタッフらが一同に会する説明会です。大変活気あるミーティングでプラクティカルな質疑応答が次々とあがり、この治験の先行きの明るさを予感させました。同日午後からはとてもとても大事なミーティングのため一部スタッフはキックオフ・ミーティングを後に会社のオフィスに戻りました。飛行機を乗り継いではるばるサンディエゴ本社までいらした遠方からの来客の方達と3時間近く及ぶインテンシィブなミーティング。これもまた活気溢れるもので予定時間を過ぎてもディスカッションは続きました。

 

1115日はサンディエゴでのAsthma Walk 喘息患者さんへの理解・サポートを啓蒙するための歩け歩け運動がありました。米国呼吸器学会カリフォルニア支部主催のこの活動、メディシノバは毎年ボランティア参加しています。出張で留守の社員以外は全員、家族、友人やペットを連れての参加です。私自身は、IR活動のため日本を訪れていたため参加できませんでしたが、、、。

 

岡島副社長もブログで触れていたように、今回私は福岡・熊本へのIR活動へご一緒しました。九州地区へのIR活動は初めてなので皆さんの反応が気掛かりでしたが、会場の皆さん大変熱心に耳を傾けて下さいました。福岡の説明会の後に目のパッチリした女性の方に声を掛けて頂きました。短い間の会話でしたが、ご家族の方を難病で亡くされた事、それがキッカケで当社の株主になって下さった事をお聞きしました。「応援しています、頑張って下さい」という言葉がとても嬉しかったです!熊本は、私自身が中学・高校を過ごした第二の故郷ともいえる土地ですので、聴衆の皆さんには勝手に親しみを感じながらお話をさせて頂きました。私はスケジュールの関係で鹿児島へは行けず、翌日アメリカに戻り1日だけ自宅に帰り、またすぐにニュージャージーへ発ちました。急遽決まったミーティングは、間の悪い事にサンクス・ギビングという日本ではお正月のようなビッグ・ホリデーの週です。空港も機内も大混雑。普段、移動中は眠る事がほとんどの私ですが、今回は機内で珍しく勉強です。治験データ、レポートの詳細に目を通しミーティングに備えます。ニューヨークJFK空港で同僚の事業開発担当のジェフと待ち合わせレンタカーでニュージャージー向かいましたが、性能のよくないナビゲーターの誘導を鵜呑みにして道に迷いまくり、まさに珍道中。ナビゲーターを信じて岡島副社長と熊本の街中を右往左往していたのと全く同じような状況でした。無いよりは有った方が良いのでしょうが、ナビゲーター、頼り過ぎるのも駄目ですねぇ。ホテル到着は夜中12時近くでした

 

ニュージャージーではグッド・フィーリングでミーティングを終え帰途につきました。クリスマス デコレーションが綺麗なマンハッタンを素通りし空港に向かわねばならずちょっと残念!帰りの機内ではスリープ・エイドを服用して熟睡です。(ちなみに私が服用しているのは、いわゆる“睡眠導入剤“ではなく軽い眠気を起こす抗ヒスタミン剤です。最近は睡眠導入剤を所持していると言うと聞こえが悪いので、、、念のため。)

日本の時差や移動の疲れが一度に出てしまい、折角のサンクス・ギビングはどこにも行かず、誰にも会わず家でゴロゴロと過ごすことになりました、、、。

 

これから時々こちらのブログで仕事の様子などの他、色々な事をお伝えしていきたいと思っています。メディシノバをこれからもどうぞ宜しくお願いします。

 

1129日 松田和子 記 @ロサンゼルス

東京事務所代表の岡島です

2009年11 月27日
こんにちは。
東京事務所代表の岡島です。
現在、このブログは「CEOブログ」の表題になっておりますが、近々「メディシノバ ブログ」としてリニューアルさせる予定です。今後は私を含め、日本人従業員数名で、このブログを立ち上げていきたいと思います。乞うご期待。

さて、私は先週九州へIRツアーに出かけました。
ネットでパッケージツアーの予約をとったところ、「往復の航空券+宿泊代+レンタカー代」合計で通常の往復航空券より安く驚きました。ということで九州内の移動はレンタカーです。
まず、11/18(水)は13:30より福岡で日本証券新聞社主催の個人投資家向けIR説明会で講演、16:00からは大手証券会社福岡支店の営業員向け説明会で講演しました。時間配分は、私が25分間会社概要を説明、Dr.松田(医学担当シニアディレクター)が15分間当社の注力開発品を説明、10分間の質疑応答といった感じです。昼食後の眠くなる時間帯にもかかわらず居眠りしている方が全くいない状況で、福岡の個人投資家の方々の熱心さを感じました。
夜のうちに福岡から熊本に移動し、11/19(木)は13:00よりメルパルク熊本にて日本証券新聞社主催の個人投資家向けIR説明会で講演、16:00からは大手証券会社熊本支店の営業員向け説明会で講演しました。この後、約3時間かけて鹿児島へ移動、翌11/20(金)に大株主の機関投資家を訪問しました。早速、熊本で説明会に参加された個人投資家の方からネットで当社株を購入したいので方法を教えて欲しいとの問い合わせメールがあり、大変嬉しく思っております。

当社は外国企業ですので、日本の投資家の皆様に馴染みが少ない分、個人投資家向けIRに力を入れております。機会があれば是非ご参加いただけたらと思います。

IMG_7915 福岡での模様

IMG_8219 熊本での模様

来月12月には当社にとって非常に重要なイベントがあります。アヴィジェン社買収の賛否を問う臨時株主総会が12/17(木)サンディエゴ本社にて開催されます。
アヴィジェン社買収による当社のメリットは、(以下臨時株主総会招集通知からの抜粋)①両社のイブジラストに関する臨床開発プログラムが結合されること、②AV411に関する前臨床及び臨床試験のデータがMN-166の開発の補助として使用される予定であり、これにより大幅な費用削減が見込まれること、③潜在的な資金調達の機会となること(アヴィジェン株主の一部又は全部が本合併において転換可能有価証券の受領を選択し、その後当該転換可能有価証券を転換した場合)等 (抜粋終わり)、と多くのものがあります。
また、今回は比較的規模の大きな企業の買収(合併)という案件のため、成立には発行済株式数の過半数の賛成票が必要となります。当社株主の6割以上は日本の株主の皆様ですので、株主の皆様のご協力なくして本合併の成立はあり得ません。株主の皆様方には、12月初めに招集通知が届く予定ですが、議決権行使のため、是非ハガキの投函を宜しくお願い致します。

今後、このような形でお話しさせていただきますので応援宜しくお願い申し上げます。

2009年11月27日
岡島 正恒

ご無沙汰しております

2009年11 月24日

感謝祭も近くなるにつれ南カリフォルニアでも冷え込みは一段と進み、朝晩はヒーターを必要とするまでになりました。すっかりのご無沙汰です。

 

Avigen社に合併の提案をしてから早いものでほぼ1年になろうとしています。この間、いろいろと難儀なことがありましたが、両社の合意のもと、おかげさまで米国証券取引委員会(SEC)にS4をファイルし、あとは株主さんの承認を頂くまでにこぎつきました。ここまで辛抱強く待っていただいた株主さんには本当に頭の下がる思いです。12月17日の臨時株主総会まで4週間ほど、もう一歩ですのでよろしくお願いいたします。

 

S4がパブリックになったことで、私に掛けられておりました足かせにも多少の自由なスペースができました。実際、私の立場で何かを書こうとしても今までは弁護士の方からストップがかかっておりましたので自分でももどかしいことこの上ありませんでしたが、これからはメディシノバの活動をできるだけ皆さんにお伝えしようと思います。

 

そして、私一人だけではなく、前線で活躍している日本人スタッフにもブログを通して彼らの活動や日常のメッセージを伝えてもらうことでさらに生き生きとしたメディシノバの実情が伝わるのではないかと考えた次第です。

 

ということで、昨日、イギリス、スイスのヨーロッパの出張から帰国した副社長の浅子、先週九州のIRセミナーをこなして金曜日に戻ったと思ったら感謝祭の前にどうしてもミーティングを行いたいという先方のリクエストでそのままニュージャージーへ旅たったMedical Affair担当の松田、そして日本の砦、東京オフィス責任者の岡島副社長の3人からの生の声が聞けると思います。楽しみにしてください。

 

最後にちょっと。最近の社内の活気たるや、並大抵ではありません。今のメディシノバのチーム力をしてゴールのテープが切れないはずがありません。

 

ますますの応援をよろしくお願いいたします。

 

2009年11月23日

サンディエゴにて

岩城裕一

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