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なでしこJAPAN 快挙!

2011/07/19

その瞬間、きっと日本中が歓喜の渦に包まれたのでしょう!

今朝の新聞各紙の1面トップは、なでしこJAPANの快挙の記事です。新聞やテレビなどメディアのコメントは、一様に「この素晴らしい優勝は、今の日本が最も必要としている、精神的な励ましを母国にもたらした!」という賞賛です。アメリカ人にとっても、清々しい気持ちで負けることが出来た、本当に素晴らしいゲームだったと。仕事の仲間からも、「よかったねJAPAN」のメールを沢山頂きました! 

しばし、ブログをお休みしていた形になりましたが、、、、、(決してサボっていた訳ではありません。その証拠に書いたもののアップしてなかった過去の分も一挙にアップロードしてもらいます、、、。アップしなかった理由は色々ありますが、、、。)

 アメリカの学校のシステムでは6月が日本での3月にあたる学期末です。日本のほとんどの学校で3月に卒業式が行われるように、6月に卒業式があります。治験参加サイトの多くの大学病院や研究機関付属病院も同様のため、スタディ・コーディネーター達の人事異動が起きるのがこの季節。実際、CL-007スタディを頑張ってくれていた、幾つかのサイトのコーディネーター数名が、医学部に合格し9月からの学業に専念するために、CL-007スタディを離れる事になりました。もちろん、そのため、かなり前から別のコーディネーターを補充し、トレーニングを行って備えていますが、実情はなかなかスムーズにいかない事もあるかと思うのです。

 特に7月は夏休み真最中で、「アメリカ中の人がバケーションに出掛けて誰もERなんかに行かないで出歩いているのでは?」と思う位、空港も街中も大混雑しています。夏ですからシーズン的にも(喘息発作の切っ掛けになる)花粉塵も落ち着き、ウイルス性の風邪も流行っていないので、この時期はCL-007スタディは、ゆっくりでも仕方が無いと、思っていました。

実は6月の半ばには臨床開発のセクションの人員が1名抜けたので、その事もCL-007スタディに影響するのかな?と少し心配していたのです。でもチームの頑張りがあって、この1か月には冬シーズン同じ位の患者さんが治験に参加してくれています。去年は5月、6月が0 (ゼロ)名、7月に1名の治験参加者数だった事を鑑みると、「悪くない!」と自画自賛しています。

 5月に行ったプロトコールの一部改訂がFDAからスムーズにOKされ、各サイトの倫理委員会でも承認も着々と進んでいる事。新しいサイトが治験参加者を初めてエンロール(登録)出来た事。改訂後の新しいプロトコールの元で患者さんのエンロールがあった事、、、等々、患者さんのエンロールにポジティブな要因が目に見えてわかった1か月でした。

 新しいコーディネーターや去っていくコーディネーターに挨拶するために、またあちこち、サイトを訪問しています。先週はミネアポリスに行っていました。別の新しいサイトも先週にアクティベートされました。(先週から治験エンロールが可能になったという事です)この新しいサイトは、過去に某社の喘息急性発作の治験でかなりの数の患者さんをエンロール出来た、期待できるサイト。しかも、主任治験医師もサブ治験担当医師も、「薬のプロフィールとしてはMN-221の方が(某社の薬に比べて)ずーっとER(救急部)での治療に合っている」と言って下さいました。 7月、8月とペースを落とさず、今の調子でエンロールが進むよう頑張ろう!

 2011年7月18日 松田 和子