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明けましておめでとうございます

2011/01/01

皆さんこんにちは。今年もあと残すところ半日となりました。

大晦日といっても特にいつもと変わらないアメリカですが(夜にはカウントダウンパーティーと称して仲間と派手に楽しむ人もいますが、、)さすがに今年は金曜日のせいか例年よりのんびりモードな気がします。今日は仕事関係のe-mailも少ないようです。あー!でも日本時間ではもう年があけているではないですか!日本のみなさんには「明けましておめでとうございます」ですね!

さて前回のブログで予告してたMN-166の導出活動に関する話ですが、ブログで触れることに関して会社内から「ちょっと待った!」が掛かりました。アメリカの会社って、結構法律的な事に細かいのです。“スタッフブログ”はあくまでもスタッフ、社員の活動をお伝えするもの。ビジネスに関わる重要なことはそもそもプレスリリースで正式に発表するもの。プレスリリースで発表するような正式ではないビジネスデベロップに関わる活動内容をブログなんかで書いたりしてはイケません!だそうです。シクシク、、、。と、言う訳で今回はMN-166はお預けを喰らってしまいました。

で、気を取り直して出張の話でもしようと思います。

今週は大雪のため東海岸は大荒れでニューヨーク市の空港3つが閉鎖されたり、、など大変な1週間でした。私もついその直前にニューヨークやヴァージニア州に行ってきたばかり。ちょっと時期がずれていたら今週はJFK空港で夜明かしする事になるところでした。

さて、出張の飛行機移動を出来るだけ快適に過ごすには結構気合いや技が必要です。サブプライムローンの破綻がきっかけによるアメリカの経済悪化以来、エアライン会社は飛行機を小さめの機種変更し便数も減らしたので結果、絶対席数が減ってしまい競争が高くなりました。そのためチケット代は昔より随分高いのに小さな飛行機でいつも満席という状態です。エアライン会社からすると大変効率の良い乗客状況なのですが、乗客側からすると、ちょっと窮屈。特に小さい飛行機で“アメリカンサイズ”の乗客に挟まれた真ん中席での6時間飛行というのはとーっても窮屈だったりします。荷物を預けてもお金が取られるので、出来るだけ荷物を減らし機内持ち込みOKの小さいスーツケースに収まるようにするのですが、機内の収納スペースも限られているので下手すると自分の席とは遠く離れたところに収納されたり、乗務員に取り上げられて結局お預け荷物にされてしまったり、、、。ですから少しでも早めに搭乗させてもらえる席を押さえておくというのも重要なポイントです。さらに私は少しでも足を延ばせる通路側希望。飛行機チケットを予約するときはスケジュールが決まり次第出来るだけ早め予約はもちろん基本中の基本!ですが急な出張の場合、数日前に決まることもあり大抵どの便も残り数席という事がほとんど。チケットは出来るだけ安く買いたい、かつ出来るだけ希望の席(私の場合は通路側)に座りたい、、そういう場合は出発空港に柔軟性を持たせることも考えます。サンディエゴ空港やロサンゼルス空港からの出発に拘らないで、オレンジ郡やロングビーチ、バーバンクというロサンゼルス近郊にある飛行場からの出発にするとあまり混んでいない上にとチケット価格も安い可能性があることも。最近はWiFiが使える空港が多いのでパソコンさえあれば移動中の空港でも仕事が可能です。到着地までの時間が余計に掛かったとしても、乗継便での移動は、1回あたり飛行機に閉じ込められる時間が短くなりますし、乗継地で飛行時間中にたまったメールも確認できるし、少し歩き回って窮屈にしていた体をストレッチ出来るのです。乗継便だとチケット代も格段に安いですしね。他にはチェックインは搭乗24時間以内であればオンラインで可能なので早めに済ませておく、空港へは出来るだけ早めに迎いカウンターで通路側への変更が可能か交渉してみる、、など色んな技を少しづつ身に着けてきました。

アメリカはお正月三が日という習慣はないので月曜からお仕事が普通に始まります。来年からは書類にサインするにも2011と書かねばなりませんね。

皆様、どうぞ安全で穏やかなお正月をお過ごし下さい。

松田 和子