先週はたくさん働きました
アメリカばかりでなく、ヨーロッパ、アジアからの参加も多く、この時期にサンフランシスコ行きの飛行機の切符さえ入手できれば、この分野のほとんどのプレイヤーに会うことができる、まあ、参加が多いことでまた新たな参加者が増えるという特殊なカンファレンスです。毎年、1月の第2週に、絶対に雪が降らないサンフランシスコでカンファレンスを開催するという分かりやすさがこの隆盛をもたらしたと考えています。
さて、今年も例年通り、とにかく人、人、人。主催者の発表では、カンファレンスに登録した参加者だけでなんと7,000人とのことでした。もちろん、同じくらいの数の登録しない参加者がいるといわれておりますので、とにかく混雑していました。
どんな参加者かといいますと、基本的には投資先を探しに来る投資家と投資家を探している企業の人たちです。投資家には、Fidelityファンドのような大きなファンドを運用している責任者から、ヘルスケアに特化したファンドやヘッジファンドの運用責任者など多様なバックグランドを持った連中です。もちろんバイオベンチャーファンドのグループも参加していましたが、多くは公開株の運用責任者です。
ナスダック上場企業であるメディシノバのCEOとしては逃すことができない大きなビジネスチャンスです。この期間中にできるだけ多くのファンド運用責任者に会い、メディシノバなりを理解してもらって応援団になってもらう大きなチャンスです。
ということで、会場近くのホテルの会議室を1週間貸切り、毎日、毎日、朝7時から夕方6時までびっしりとミーティングをこなしました。ミーティングの数は29にのぼりました。のどはカラカラになりましたが、手ごたえは十分でしたヨ。近々、その答えが出ると思います。
1月16日
岩城裕一