Claremont(クレアモント)大学院との提携プロジェクト
皆さん、こんにちは。日本ではまだまだ暑い日々が続いているようですが、体調などを崩されてはいませんか?
今週末はLabor Day Weekend(勤労感謝の日)のため3連休です。この週末はアメリカでは夏の終わりを意味し、週明けからは学校は新年度が始まります。日本でいえば4月にあたる時期なのです。学校は新入生を迎え入れ、長い夏休みを終え次の学年に進む生徒達が学校に戻って来ます。この時期、デパートや小売り店は“Back to school Sale”として学生が必要な物(学生の一人暮らし用グッズや文房具やコンピュータなど)の大型セールが行われています。
今日は、新学期に際して、、、の話題です。
今までブログや株主さん向けの説明会では、集力しているMN-221やMN-166の話ばかりですしたが、今日は少し別のプロジェクトの話をします。MN-221、MN-166以外のプロジェクトを私達はノンコア プロジェクトと呼んでいます。現在進行形での治験を行っているわけではないし、提携先を探す活動も他に比べて控えめだからです。ですが、だからと言ってこれらの他のプロジェクトは“放ったらかし“なのではありません。
サンディエゴにはClaremont大学という大学があります。この大学にはKeck Graduate Institute と呼ばれる大学院があり、MBS(Master of Bioscience)というプログラムがあります。このプログラムでは、バイオ系・製薬系企業と提携して行う”Team Masters Project(TMP)” チーム マスターズプロジェクトがあるそうです。サンディエゴはカリフォルニアの中でもBay areaと呼ばれるサンフランシスコ周辺に次いでバイオ系企業、製薬系企業がオフィスを構えている地域です。
MediciNovaは数多くあるサンディエゴのバイオ・製薬企業の中から、この新学期9月から始まるClaremont大学院MBSプログラムの産学連携TMPプロジェクト提携先に選ばれました。大学院生が我々のノンコアパイプラインについて、マーケット調査、開発プラン、ビジネスリサーチなどを共同で行うものです。このプロジェクトについては、当社からは浅子信太郎CFOとMark Johnsonアソシエートディレクターが大学院生のメンター(助言者)になります。
浅子CFOには、近いうちにこの話題でブログを書いてもらいたいな、、と思います。
皆様、9月にも関わらずの猛暑の中、どうぞ熱中症・脱水症には気を付けてお過ごしください。ポカリスエットやゲータレードなどの電解質を含んだ飲み物を常に携帯して、こまめに水分を補給し、休息をたっぷり取ることを心掛けてください。
松田 和子