幽霊ブログ

昨日発信したはずの私のブログが「白紙」ブログだったとのこと、たくさんのお叱りをいただきました。

　お届けしようとした内容は、私の活動を少しでもご理解していただこうと思い、4月18日から22日までの大阪、東京、サンフランシスコ出張の詳細を記したものだったのですが、、、、神様が途中でブログを幽霊化させてしまったらしい。

心よりお詫び申し上げます。

　今日は一日、会社に張り付き、1週間のキャッチアップ。Gammans副社長とプロジェクトの進捗を確認、Locke副社長とアライアンス交渉のアプデイト、株主総会および定時役員会の準備等に終始。そしてアメリカ癌学会での発表打ち合わせ。帰宅は午後9時30分。夕飯後、東京オフィスの浅子副社長から報告を受ける。

　幽霊ブログを世に送ってしまった責任上、今日こそはどうしてもブログを出さなければならないという脅迫感に迫られ、焼酎片手にただいま奮闘中。

　ここで、弊社にとって耳寄りなニュースをお届けしたいと思います。

　外国株の保管決済が内国株と同じ扱いになることが正式に発表されました。これは、Medicinovaにとっては大ニュースです。今まで、外国株の決済はすべて日本証券決済株式会社で行われておりましたが、5月1日からは国内株と同じように証券保管振替機構で行われることが正式に発表されたわけです。

といっても、皆様にはどうしてこんなことがMedicinovaにとって大ニュースか、理解しにくいと思いますが、結論から申し上げますと、機関投資家の皆さんにとってMedicinovaの株が買いやすくなるということです。

機関投資家の皆さんは、通常、証券会社を介してではなく、信託銀行を介して株式を取得する傾向にあります。一般に信託銀行は証券保管振替機構に口座を持っておりますが日本証券決済株式会社に口座を持っていることは稀でした。ですから、決済ができないMedicinovaの株式には機関投資家さんのアクセスが限られておりました。

そこが、5月1日から変更になるわけです。

この改正を全面的に応援してくださった大証をはじめ関係者の皆様には心より感謝。

私たちも、これから多くの機関投資家に皆さん株主になっていただくように努力するつもりです。応援をよろしくお願いいたします。

4月24日　午後11時35分　

ロサンジェルスにて

岩城裕一

皆さんこんにちわ。

先週ＣＥＯのブログを開設させていただきましたが、その後メールなどで多くの方々たくさんのメッセージを頂きました。ありがとうございます。すでに株主として私達をサポートしてくださっている方だけでなく、これから株主になってくださる方からもです。

嬉しかったのが励ましの言葉と共に、「これから社長の生の声が聞けるのが嬉しい」という声の多かった事。よく考えてみますと、我々はアメリカを拠点としているので、日本の株主の皆さんへは一層、密にご報告する義務があると思うのです。
このブログが少しでもそういう意味で役立てていけるよう心がけて参ります。

さて、先週末は古くからの知人である株主の方々がわざわざアメリカまで訪ねて下さいました。実はこの方達は弊社の最初からのサポーター。株価が当時に比べて下がっているいるわけですから、本来ならお叱りを受けても仕方のないところ。
しかしながら、プロジェクトの進捗の説明を熱心に聴いていただいたあとに、私の語る「創薬への夢」を熱心に聴いてくださり、最後に「社長から直々にこんな話が聞けて本当に嬉しい。応援団を増やすから頑張れ」」と激励されてしまったしだいです。

私も心を引き締めて、明日からの日本出張へと向かいます。大阪、東京と忙しいスケジュールですが、メディシノバという会社そのものを等身大でご理解いただきたけるようにできるだけの努力をするつもりです。

よろしくお願いいたします。

4月16日、午後10時20分、ロサンジェルスにて　岩城裕一

皆様、はじめまして。
メディシノバの岩城裕一です。

今回、弊社のホームページを刷新するに当たり、私もプログを書かせていただくことにしました。プログにより、私たちのメディシノバでの活動をリアルタイムで皆様にお届けすることが可能になり、メディシノバという会社、そして私をはじめとする従業員と皆様の距離が近くなることを期待しております。

アメリカにわたってほぼ３０年、この間、常に医療現場の最前線で患者さんに接してきましたが、人類はいまだに多くの病気に悩まされています。予防医学の必要も十分に認識しておりますが、それにもまして、新しい医薬品の開発が必要とされていることは言を待ちません。

そんな気持ちから、メディシノバを創業しました。
　
現在、６個の医薬品候補を７つの疾患をターゲットに、アメリカ、ヨーロッパで医薬品の開発を行っております。それぞれの詳しい進捗につきましては、おいおいご紹介させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。

取り急ぎ、プログ開設のご挨拶とさせていただきます。

メディシノバ社
社長　岩城裕一