MediciNova
メディシノバCEOブログ
最新の投稿
カレンダー
2009年 12 月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ
プロフィール
岩城裕一 岩城裕一

メディシノバ
代表取締役社長兼CEO
(最高経営責任者)
南カリフォルニア大学医学部泌尿器科学、外科学、病理学教授。1992年より移植免疫学・免疫遺伝学研究室ディレクター。取締役会長として創業設立より事業開発、資金調達等、事業全体の統括を支援。詳しくはこちら>>

« 2006年5 月 | CEOブログ TOP | 2006年7 月 »

猫騒動

2006年6 月26日

猫騒動

時差ぼけで悩むことはあまりなかったのだが、今回はどうも時差ぼけにあたったようだ。それも猫のせいで。

成田からロサンジェルスまでの飛行時間は季節によって多少の違いを認めるものの、おおよそ9時間30分ほど。移動中の機内で寝ることができないというデリケートな方もたくさんいらっしゃるようですが、私は、ほとんどの飛行時間を睡眠に当てることができる才覚(?)の持ち主であります。コツですか。そんなに難しくありません。とにかく搭乗前に胃袋を一杯にして、眠気を誘う準備をしておくことです。インシュリンの血中濃度を高くしておくことにつきます。

今回もそれで望みました。あまりサービスが良いとはいえない航空会社(安いので仕方がありませんが、、、)の窮屈な席でも、離陸するかしないかの時点で眠っておりました。ここまでは順調、計画通り。

どのくらい経ったでしょうか。フライトアテンダントのびっくり声で目が覚めてしまったのでした。機内のざわめきで目が覚めたといっても、覚醒モードには程遠く、何のことかまったく様子がわかりません。その時です。黒い巨体をした猫がゆっくりと私の横を通り過ぎていったのです。どうしてこの場猫がいるのかということなんか考えられません。ただ自然に「なあんだ、猫か。可愛いじゃ。猫だって長旅にはストレッチが必要だし、、、」くらいの気持ちでした。アメリカの国内では機内に猫を連れている旅人に遭遇するのも珍しくはないのでごく自然な気持ちと思いきや、そんな気持ちを持った人ばかりが機内にいたわけではないことに気付いてびっくり。

あるアテンダントは、「冗談でない。大きなネズミが出てきたと思って肝を冷やしたよ」続けて、「早くケージにいれること」だって。それを聞いてなおびっくり。「この会社の飛行機にはネズミがすんでいるの?」猫ちゃんよ。逃げろ、逃げろ。もっと散歩しなさい。

国内の航空会社と比較して、とかくおおらかなアメリカの航空会社ははずと思いきや、猫嫌いのアテンダントに見つかっては万事休す。

我が家にも3匹の猫がいます。初めはバイリンガルで育てようと心がけておりましたが、結局は日本語での躾になってしまいました。日本語だけで育てて何が不自由かといえば、家を空けるときに、猫用ホテルに預けることができないということです。20年ほど前に1回だけアメリカで犬猫ようのホテルに預けたことがありましたが、英語でサービスされたことが余程つらかったのでしょう。引き取った時のやつれた姿は忘れられません。それ以来、家族の誰かが家出留守番をすることにしています。日本語でしつけられた猫が英語圏に突然放り入れられるわけですから、そのつらさは、猫でなくてもわかります。

個人的な意見。猫の散歩が機内で認められれば、多くの愛猫家が猫用に高い航空運賃を払うと思うのですが、一考に価しないのだろうか。

機内での猫騒動。こんなことを考えているうちにロス到着。話題を提供してくれた猫君。ありがとう。その代償、時差ぼけです。

2006625

岩城裕一

犬の看病

2006年6 月16日

犬の看病

2週間も書いていないのでまた言い訳になってしまいそう。

でも正直に告白。

この2週間、メディシノバの仕事以外のすべてに時間を犬の看病に使っていました。

何せ40キロもある肥満犬(チョコレートリトリーバー)ゆえに、看病も大変。

痛めた靭帯を保全するためには運動禁止、とにかく誰かがそばにいなければならない状況でした。

何事が起きたかって?

ボールで遊んでいるときにひざの十字靭帯を損傷してしまったのです。

救急病院に搬入し、十字靭帯損傷の診断確定。

琴欧州が痛めた靭帯ですから、その程度がわかっていただけると思います。

手術が唯一の治療法といわれても納得できず。

まずは急性期を乗り切ろうと、運動制限と抗炎症剤で懸命の治療を試みた次第。

本人(犬)は痛いのを我慢して歩き回ろうとするのですが、治療はとにかく安静。

一人(犬)にするととにかく動き出すので、飼い主の誰かがとにかくそばについていなければならず、24時間体制で監視。

食事はともかくトイレが大変。

拙宅は辺鄙なところゆえ、平地にはあらず。

犬の用足しは階段を使用しなければなりません。

トイレのたびに本人(犬)をダッコして芝生まで運ばなければならず、40キロの巨体を抱え上り下り。連れて行ったからといって必ずしも用を足すとは限らず我慢比べ。

この2週間こんなことしていました。

学んだこと:40キロでも大変。介護を受けるためには減量しなければいけないことがわかりました。

615

岩城裕一

今週の勉強

2006年6 月 2日

今週の勉強

メモリアルデイの3連休で始まった今週も相変わらずのビジネス出張。

今週の出張先はおのぼりさんであふれていたニューヨーク。

すでに蒸し暑さを感じるマンハッタンのオフィス街を北に南に、そして東に西に。

ノータイは当たり前になってきたものの、ウオーキングシューズを履いてビジネスができる時代が待ち遠しくなる。

4日間の仕事からやっと開放され、JFKへ向かう車に乗ったのが31日の午後3時30分。午後5時55分の飛行機には十分な時間があると思いきや、なんのなんの。マンハッタンからJFKまで2時間30分もかかった由。おかげで、予約便には間に合わず。最終便にかろうじて乗れた次第。それも走って走って、ドアの閉まる直前に滑り込みセーフといった感じ。

さらに乗り込んでから天候不順で1時間30分も離陸が遅れ、ロスに到着したのが夜中の12時。トータルで7時間45分も飛行機に缶詰を食らってしまいました。

さて、今回は、Jet Blueという格安の飛行機会社を使ったので、機内食はなし。サンドイッチの販売もなし。ポテトチップとビスケットの配給はあったものの朝からまともな食事に当たっていない自分にはちょっとした残酷物語。

まあ、出腹の脂肪が少し燃焼された1日でした。

今回の出張で勉強したこと

その1-ニューヨークへの出張は、電車で飛行場までいけるニューワークを使う。

その2-格安航空会社を使う場合には、非常食を携帯する。

その3-最終便を利用する出張は避ける。

6月1日

岩城裕一

PAGE TOP